Q:裁判所から競売通知が来ましたがどうすればよいのでしょうか?
Q:競売で落札された後も住み続けることはできますか?
Q:競売の取り下げはどうやったらできるのでしょうか?
Q:競売の取り下げはいつまでできるのでしょうか?
Q:なぜ競売の落札だと安くなってしまうのでしょうか?
競売通知は債権者が裁判所に競売を申立て、それが通ったことを知らせるもので、債務者であるお客様には何の権限もありません。ですからそのままですと競売されてしまいますので、出来るだけ早めの任意売却のご判断をおすすめします。
少しの間であればできますが、その後に待っているのは強制代執行という結末です。期日までに退去しない場合、裁判所の執行官とその運送業者が来て家財道具の全てを持ち出され、鍵も変えられてしまいます。
また退去にしても代執行にしても、補填は一切ありません。
競売の申立ての取り下げは、申し立てた人がするものですから、金融機関など債権者が行います。ですから債権者に返済計画の変更を提案して合意を得ることが必要です。
競売の開札日の前日までにしなければなりません。
取り下げには債権者との合意が必要ですから、返済計画の打ち合わせなど、金融機関との書類のやり取りを考えると、ずっと前から動かなければなりません。任意売却か、まとめて返済か、どちらにしろ現況のまま話をまとめるのは不可能でしょう。
リスクが大きく、落札側から見ればリスクの代償といえます。
落札した価格を現金一括で払わなければならないこと、物件を前もって調べることができないこと、物件の引渡しに強制執行などが必要かもしれない、というリスクがあるからです。