本日、お客さまより任意売却のご相談をいただきました。奥様からのご相談でしたが、やむにやまれず離婚なさったとのこと。その際に財産分与で不動産を貰いうけることになったそうです。不動産の借金はご主人が返済してくれるものと考えておりました。しかし、ご主人の方は奥様に知らせないまま支払い義務をストップしてしまったそうです。
話し合いの末、元ご主人が「銀行へ支払に行くから、印鑑証明書と実印を持参してほしい」と求めてきた為、それならばと書類を用意して銀行に赴くと、なんと銀行とご主人がグルになって、あれよあれよと印を押され、気づけば連帯保証人兼所有者にされてしまったそうです。最終的に奥様の支払いは難しいということになり、任意売却へということになりました。
最近はやはり銀行も必死なのでしょうか?あらゆる手で連帯保証人の追加を求めてきます。このような状況に追い込まれた際は、絶対に連帯保証人にならないよう、その場で記名押印せず、よくよく書類に目を通し、専門家に確認した上で記名押印をしてください。その場の流れにに身を任せないよう心がけましょう。
さて本題のこの物件は一部元ご主人の持分があります。その為、任意売却に際して難点が2つほどあります。
①売買する上で債務者全員の合意書をもらう(この場合、元ご主人と奥様の合意書)
②金融機関に協力要請をする時と物件引渡の時、元ご夫婦が顔を合わせる可能性がある。
お互いが早く楽になるためにも、ご協力しあえば、競売で不動産を手放すよりも高く売れます。
当社に任せて頂ければ必ず解決致します。但しご夫婦のよりを戻す事は保証しかねますが・・・。